虫歯と歯周病（歯槽膿漏）の治療、及び歯牙欠損部の補完を主とする歯科診療のことをいいます。保険診療の範囲内で行える主な治療方法をご紹介いたします。 虫歯によって歯に実質の欠損が生じてしまうと、決して元には戻りません。そのまま放置しておくと、更に歯の欠損は大きくなってしまうため、感染した部分を削り取り、その部分に人工物を詰める治療が必要となります。

小児歯科は、成長過程にあるお子様の口腔内を健康に保ち、全身の成長・健康管理に繋げることを目的としています。歯並びや顎の発達といったものは、乳歯の時期に決まるといっても過言ではない、大変重要な時期です。歯並びや噛み合わせが良くないと、身体全体に悪影響を及ぼすこともございます。適切な予防処置・治療を行うことで、歯の健全な成長を促すことが「小児歯科」の役割です。

歯周病とは、歯の周囲に付着したプラーク（歯垢）が歯と歯肉の隙間に入り込み、歯を支えている骨を溶かしてしまう病気です 。歯周病になると歯がぐらつき、歯ぐきから膿が出てきます。そしてぐらついた歯が抜け落ちてしまうという恐ろしい病気です。歯をなくす原因の半分以上は歯周病によるものと言われています。痛みなどの自覚症状が殆どないまま進行するので定期的な検査をおすすめします。

矯正治療とは、悪い位置にある歯を顎の骨のなかで少しずつ動かしたり、顎を良い方向に動かしたりして、正しい歯並びや噛み合わせを作る治療です。歯並びが悪いと、見た目の印象が損なわれるばかりでなく、噛み合わせが悪くなり虫歯や歯周病の原因にもなります。子供でも大人でも矯正治療は行えますので、早目に治療されることをおすすめします。歯並びが悪いと、虫歯や歯槽膿漏になり易く、良く噛めない為に胃腸障害を起こすことがあります。また、顎の成長や顔かたちに影響し、不調和をもたらします。

口腔外科とは、口の中に発生するいろいろな疾患に対応する診療科です。治療により口腔・顎・顔面全体の自然な形や機能を回復させ、健康的な美しさを取り戻すお手伝いをいたします。 具体的には、歯茎や顎が腫れる炎症・歯科疾患・親知らずの痛み・歯の破損・口腔内の裂傷等です。

インプラントとは、歯がなくなった部分に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取りつける治療法です。入れ歯とは異なり周囲の歯にかかる負担が少なく、天然歯と殆ど同じように噛むことができます。先ず、レントゲンなどによる十分な診断を行い、治療方法をご説明します。次に、歯の抜けたところへインプラントを埋め込み、顎の骨に固定されるまで待ち、しっかりとした土台ができたら、人工の歯を取り付けます。治療終了後は、アフターケアとして定期健診を行ってまいりますので、是非受診下さい。

ホワイトニングとは、歯を削ったり、プラスチックやセラミックなどの詰め物やかぶせ物で歯を白く見せるのではなく、あなた自身の歯を白くする治療法です。歯や口もとのコンプレックスをなくすことにより、見た目のイメージを左右するだけでなく、気持ちの面までも変えることができるのです。美しい歯には、"白"というイメージがございますが、本来の歯の色は白に黄色がかかったものや、ピンクがかかったもの、ブラウンがかかったものが所謂、歯の自然色となります。只、やはり白く美しい歯への憧れは、誰にでもあります。それぞれのケースにあった美白が、当院では可能です。